花のプレゼント

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2014 6月7日 金曜日 天気晴れ

ようやく週末になった。なぜだか嬉しい。特に遊ぶ当てもないし、友達と会う約束もしているわけでもないのになぜか嬉しい。たぶん今まで月曜日から金曜日まで働いて、土日はお休みという習慣的な事が頭に刷り込まれていてそれを脳が覚えているのだろう。

 

習慣というのは、理屈ではなく体や脳にインプットされるようだ。先日のアメリカからのニュース。アルツハイマー病にかかった男性が一人家を出て迷子になった。おまわりさんが彼を発見し質問をしたところ、彼は花屋さんを探しているうちに迷子になったと言う。お回りさんは彼を花屋さんに連れていって花を買い、そして家にまで送っていった。家にいた彼の妻は彼の事を心配して探し回っていたというのだが、、、彼の奥さんによると彼は母の日には毎年花をプレゼントしてくれていたという。妻の事を忘れ、家族の事を忘れても、夫はその行為を覚えていてくれていたのだ。彼女は感激で胸がいっぱいだった。

 

何事も習慣化することのよい意味がここにある。自分では忘れていても脳が、体が覚えていてくれるので何かの時には助けられるかもしれない。無意識の行動というのがそれにちかいたとえだろうか。しかし、私の場合はこうもありとあらゆる事を思い出しきれないのは由々しき問題である。