脱法ドラッグ

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2014 6月5日 木曜日

脱法ハーブ使用で学校の先生が逮捕された、というニュースが流れた。子供を教育する立場のしかも学校の先生が捕まったことはショックとしか言いようがない。ただ、捕まった本人はほんとに気の毒だ。真面目で仕事を一生懸命やっていたというのだ。

 

人に害を与えたわけでもない、物を盗んだわけでもない、本人はお金を出して買った物をリラックスするために使っただけなのになぜこのように逮捕されるのか、、、飲酒をしても逮捕はされない。タバコを吸っても逮捕はされない。なのに、なぜこの脱法ハーブとやらを吸引したら逮捕されるのか?人の迷惑を全く考えずタバコの煙をまき散らす人の方がよっぽど罪が重いと思うのだが、、、

 

以下がその説明である。

脱法ドラッグ(だっぽうドラッグ)とは、違法ではない、つまり法律に基づく取締りの対象になっていない薬物のことであるが、しかし麻薬と同様の効果を持つ物質を指す。

 

大麻、麻薬、コカインは身体および精神や社会に対して危険であり重大な害悪である。社会的にも経済的にも危険を伴うことから、それを防止する必要があること、それらの点から麻薬統制を国際連合の権限として認め、継続的な国際協力及び国際統制のもとその使用が制限されている。

 

清国がかつて阿片(麻薬の一種)が原因で国が滅びる一歩手前の状態に陥ったことがあった。清国内にアヘン吸引の悪弊が広まっていき、健康を害する者が多くなり、風紀も退廃していった。阿片戦争と呼ばれるイギリスとの戦いには負けてしまった歴史がある。

 

平和で秩序ある社会を維持するために脱法ドラッグの厳しい取り締まりが必要なのだ。